こんばんわ🐷
今日はレモンよりレモン味、Lemonier than Lemon(?)な
レモンマートルを使ったハーブティーブレンドの記事です。
すごく爽やかでフルーティーな反面、
個性が強くてちょっとブレンドに迷うハーブだと思います。
少しでもご参考になれば幸いです。
🌿レモンマートルとは
白くて可愛らしい花をつける植物ですが、ハーブティーとして使うのは葉の部分です。
木は20mほどの高さにもなるそう。
今回は、カリス成城で購入したものを使いました。
🌼歴史:アボリジニの「森の恵み」
ティーツリーやユーカリと同じフトモモ科の植物で、数万年前からオーストラリアの亜熱帯雨林に
生息していました。
年中収穫が可能で、先住民のアボリジニは4万年のあいだ香料や薬として重宝してきたようです。
第二次世界大戦時には、簡易的なレモンフレーバーの味付けとして利用されました。
しかし、その後20世紀後半まではフラワーアレンジメント等への利用が多く、
茶剤としての価値が見直されたのは、シドニーオリンピックの時だったそうです。
オーストラリアの航空会社・カンタス航空では、地産品の意味合いを込めて
機内食やスキンケア用品などのサービスにレモンマートルを採用しているようです。
🌼効能:レモンの香りのハーブ
主な効能は、
・抗菌
・鎮静
・虫よけ
ですが、成分的には何と言ってもレモンの芳香成分・シトラール90%以上含有と、
あらゆる植物のなかでも圧倒的なレモン感を誇ります。
もちろん、味は一切酸っぱくなく、むしろ薄めです。。笑
また、フトモモ科として仲間のユーカリやティーツリーと同じく、強力な殺菌効果をもち、
精油成分を豊富に含みます。
柑橘系の香りではありますが精油としての光毒性はありません。
皮膚刺激が強いので濃度には注意が必要ですが、日中に使えるシトラス系のハーブです。
また、ミネラルでいうとカリウムやカルシウム、マグネシウムが含まれています。
ともかく香りがアクセントになるので、
・石鹸
・アロマキャンドル
・バスソルト
・掃除スプレー
・お菓子やジュースの風味付け
・ドレッシングやスープの香りづけのアクセント
など、アロマクラフトだけでなく、お料理方面にも使いやすいハーブです。
たしかに、たとえばバターやクリームチーズに少し練りこんでクラッカーに塗ると、
香りの良いおつまみになりそうですね、、😊✨
水出しハーブティーでも楽しめるのがありがたいところです。
🌿ブレンドを作ってみる
🌼ブレンド①:レモンマートル+ルイボス+ペパーミント+リコリス
すごくレモンマートルの香りが強いので、他のハーブの半分くらいにしてみました。
それでも淹れてみると香りがとても強く、ルイボスの香りがかなり消えてしまいました…
リコリスの甘味と、ほのかにペパーミントのスーッとする感じは残りました。
🌼ブレンド②:レモンマートル+アニスシード+ペパーミント+アーティチョーク
今度は、レモンマートルの量を他のハーブの1/4くらいにしてみました。
アーティチョークはあまり苦みが強すぎないものを使いました。
1つめのブレンドより、こちらの方がそれぞれのハーブの風味が立っていました!
アニスの甘い香りが意外と馴染んでいました。
🌿まとめ:ブレンドのコツ
他にもカモミールやローズマリー等ともブレンドしてみました。
色々試した結果、個人的に感じたのは以下です。
レモンマートルは
・配合量が重要(くれぐれも入れすぎない、他のハーブの1/3か1/4くらいで良い)
・スパイス系とも相性が良かった
・甘味・苦み・渋みなど、味気があるハーブとの相性が良い
(リコリス、アーティチョーク、紅茶系など)
もちろん、少し強めに入れて眠気さまし・気合を入れたい・気分を変えたい
といった時に飲むのも良いと思います🌱✨
おススメの飲み方があれば是非教えてください!!
ではでは~~🖐💨
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