こんばんわ🐷
いよいよ仕事納めを迎えられた方も
多いのではないでしょうか。
今年1年、お疲れ様でした😊✨
せっかくの冬休み、体調を崩さずに
エンジョイしたいですよね。
今回は、抗菌系の風邪予防・引き始め
に飲みたいブレンドです。

あれれ、風邪っぽい?
喉がイガイガするかも
というとき、
外出先から帰ってきた時などに
おススメです。
※以前挙げた風邪・インフルエンザ予防
の記事はこちら。
こちらは発汗・利尿作用を中心にしました。
🌿風邪予防・引き始めに飲みたいハーブティーブレンド
左のお皿は、ローズヒップです。
右のお皿は上から時計回りに、
タイム・エキナセア・ペパーミント。
ハーブでも随一の抗菌力を誇るタイムに
免疫力UPに役立つエキナセア、
風味を整えながら鼻をスーっと
させてくれるペパーミント、
そしてビタミンCを補うねらいで
ローズヒップを入れました。
ぺパーミント2に対して、他は
1くらいの割合です⭐
ローズヒップは食べたほうが
より栄養が摂れるので、
他のリーフはティーバッグに入れて
煮出しました。
こんな感じで、最後にローズヒップを
スプーンで拾います。
🌿感染症対策にハーブを使う意義
感染症対策にハーブ療法が
今後も期待される点としては、
・予防の段階から使える
・広範なウイルス種への作用が
期待できる
1928年のペニシリン発見を起点に、
抗生物質の開発が進んできました。
医薬品はピンポイントかつ強力に
作用する反面、一方で、
・副作用が出やすい
(特に、細胞の構造がヒトに似ている
真菌などの場合、ヒトには悪影響を
出さず、外敵だけをやっつける選択性
が低くなり、毒性が出やすい)
・抗生物質に馴れてくると、耐性をもつ
(効かない)菌ができ始める
・腸内細菌も一緒に殺されてしまう
・抗ウイルス剤は、特定のウイルスに
しか効かないものが多い
といったデメリットもあります。
こういったデメリットを補い得るとして、
まだ解明されていない点が多いですが、
ハーブやアロマが期待されています。
たとえば、抗ウイルス作用があるとされる
モノテルペンアルコール類を豊富に含む
ティーツリーの精油は、単純ヘルペス・
ロタウイルス・カリシウイルス・腸管
アデノウイルスなどの複数のウイルスへの
有効性が認められています。
こういったスペクトルの広さも、
植物療法の魅力だと言えそうです。
🌼タイム
・去痰
・鎮咳
何といっても特筆すべきは抗菌力で、
感染と闘うハーブとされています。
百日咳に効くとしてヨーロッパで
用いられてきました。
有名なのは、中世ヨーロッパでの
「4人の泥棒」の逸話です。
ペストが蔓延した時代に、感染者の家で
次々に空き巣をしても、感染せずに
生き延びた4人の泥棒がいました。
捕まえて白状させたところ、彼らは
タイム・ローズマリー・セージ・ラベンダー
を漬け込んだ酢を身体に塗っていた
という事で、このレシピの提供と引き換えに
死刑を免れたそうです。
魔除けに用いられ、その香りは
“勇気(ギリシャ語:thymon)”の象徴
とされていました。
気管支や咽頭といった呼吸器系の
鎮痙効果だけでなく、胃腸などの
消化器機能の促進にも働きかけます。
お料理でも用いられるので非常に
ポピュラーなハーブではありますが、
かなりクセがある薬っぽい香りなので、
好き嫌いは分かれそうです。
ハーブティーだけでなく、チンキ剤
(アルコールに漬け込んだもの)としても
使えます。
🌼エキナセア
・抗菌
・抗ウイルス
・消炎
伝統的には蛇にかまれた時など、
毒された血液の浄血に
用いられてきました。
上気道感染症・風邪・
インフルエンザの
予防にも治療にも使うことが
できます。
(もちろん、症状が進行している場合は
病院へGO!です)
他にも、ヘルペス・カンジダ・膀胱炎など
の感染症にも医薬品の補助として用いられます。
免疫を活発にし、特に根は効果が高く、
白血球を増加させるそうです。
湿布やチンキ剤を外用で使えば、
創傷治癒の働きもあります。
🌼ペパーミント
・消化機能亢進
・駆風(ガスを出す)
・肝臓、胆のうの働き促進
・脳機能亢進
タイムの薬っぽい風味をやわらげ、
味を調えてくれるだけでなく、
浄化作用があるので、
お茶の湯気を吸うのも良いです。
浄化作用を期待してのタイムとの
組み合わせによる芳香浴・蒸気吸入は
ポピュラーです。
香りが鼻をスーッとさせてくれる
だけでなく、消化を整え、肝臓や
胆のうを強壮し、元気にしてくれます。
🌼ローズヒップ
・緩下(お通じを促す)
美容のイメージが強いビタミンCですが、
抗酸化作用ももっていて活性酸素による
ダメージから守ってくれて、さらには
ストレスや風邪への抵抗力を
作り出してもくれます。
なので、ビタミンCを補うことは
風邪に負けない身体づくりにも繋がります。
ローズヒップにはレモンの20-40倍の
ビタミンCを含んでいます。
100gあたり420㎎程度の含有量、
一杯のハーブティーで一般的な3~5gでは
12.6~21mg程度。
(出典:USDA)
1日あたりの平均摂取推奨量が
成人の女性で75㎎、男性で90㎎
(喫煙者なら+35㎎)
(出典:厚労省サイト)なので、
バランス良く野菜やフルーツなどと
組み合わせながら摂取するのが良い
ですね🌱
また、脂溶成分は組織の損傷修復や
抗酸化に役立つので、お茶にしたあとの
実も食べると良いです。
(蜂蜜をかけると美味しく食べられます。)
年越しに初詣に初売り、
お正月も楽しいイベントが
盛りだくさん。
風邪に負けず、元気で年末年始
過ごしたいですね😊
新年もゆるっとブログ更新していきます。
読んでいただき
ありがとうございました🌼
皆さまの来年が、良い年になりますように。
ではでは~🖐💨
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