こんにちは🐷
今日は、
自己分析の重要性を科学的に根拠づけている
面白い本があったのでご紹介します。
・漠然と将来が不安
・将来のこと、考えなければいけないけど
何を考えたらいいのか分からない
こんな風に考えている方も
いらっしゃるのではないでしょうか?
日頃、生き方や幸せを模索していくうえで
今後、「自己分析」はよりトレンド
になっていくキーワードだなと考えており、
本を読む中でハッとして記事にしたいと思いました。
結論から言ってしまうと、
自己分析は「不安」の解消につながり、
それが心身の最高のコンディションを作ることに
つながるのだそうです。
これだけ言っても「ハテ🤔?」という感じだと
思うので下で詳しくお話ししていきます🌟
📝『最高の体調』について
結論を急ぎたいところですが、
少し前置きさせてください。
私が参考にした書籍は、
鈴木祐 著『最高の体調』です。
📝「自己分析」が科学的に必要なことを理解する2Step
🔑Step1:「不安」は文明化がもたらした影
鈴木さんによれば、心身の不調の問題の
大半は、「文明病」によるものだそう。
人類の歴史からいえば、600万年ものあいだ、
人間は狩猟採集生活を続けてきました。
1~2万年前にようやく農耕がスタート、
そして現代へ続きます。
この壮大なタイムスパンから考えれば、
人類は、本来は古代の環境に最適化してきたと
考えるのが妥当だろう、
という前提に基づいて話が進みます。
古来では想定され得なかった、
本来は対応できない外部要因が
現代にはたくさんあり、それが
遺伝と環境のミスマッチを引き起こしている、
これが文明病と本作のなかで呼ばれています。
(一部抜粋) 古代と比較して
・多すぎる:
摂取カロリー・アルコール・
食事のバリエーション・人生の価値観 など・少なぎる:
有酸素運動・睡眠・ビタミン・ミネラル・
深い対人コミュニケーション など・新しすぎる:
公害・デジタルデバイス・孤独・
化学物質・仕事のプレッシャー など
文明病を考えるにあたって、
重要なキーワードとなるのが
「炎症」と「不安」。
どちらも、自己防御のためのもので、
炎症は身体を修復するため、
不安は命を守るため
(ex:この葉っぱを食べたら死ぬのではないか?)、
という目的をもち、
古来より人間に備わったシステム。
ただ、炎症と不安について、
古代と現代のものとでは、
大きく性質が異なるそうです。
・現代の炎症:長期的な慢性炎症がメイン
・古代の不安:目の前に迫った危険への対策を促す短期的・具体的なもの
・現代の不安:長期的・抽象的なもの。
不安障害の患者は年々増えているものの、
発症率は近代化の著しい先進国と
発展途上国では違いが見られ、
不安は記憶力を低下させ、理性的な判断を
奪い、死期を早めるというデータすら
出ているそうです。
不安が不安を呼び、脳の炎症を起こし、
負のスパイラルが生まれていく…
最悪、過剰なストレスは人を死に至る病
へと追いやってしまいます。
こう聞くとなんだか怖くなってきました…😱
どうしたらいいのでしょうか。
🔑Step2:現代の不安を解消するのに有効な自己分析
従来、「今ここ」しかなかった時間感覚に
「未来」が加わることで、より時間軸に
奥行きが生まれ、不安が抽象的なレベル
へとシフトていく。
意識が、ぼんやりとした未来へ未来へと
走ってしまうのですね💦
それなら、「未来を今に近づける」ことで
現代的な不安の感覚への対策を払拭できる
のでは?というのが鈴木さんの提案です。
物理的に時間を歪めるのは不可能なので、
「今」と「未来」の
心理的な距離感覚を縮めていく
ということです。
の自分に親近感は湧きますか? ・今自分が取り組んでいることが、
5年後10年後の自分のあり方に
たしかにつながっているという感覚を
持っていますか?
この感覚を自己連続性といい、
自己連続性の高い人は不安に強く、
セルフコントロール能力に長け、
貯金額も高いという調査結果が
出ているそうです。
未来と今の“心理的な”距離感を
近く保つということは、
実際に未来が今の予想通りに
なっている必要はなく、
あくまで「今の時点で」、
リアリティをもって未来を想像できるか
ということです。
5年後の自分を、
「自分事」として受け止められるか
ということです。
この未来の自分と今の自分を
一貫性をもって一つにまとめてくれる、
串のようなものが「人生における価値観」
です。人生の軸であり、コンパスです。
お団子(今の自分・未来の自分)
同士がバラバラしないように
串がしっかりとつなぎとめて
くれていますね。。
自己分析をして、生きる意味を
あぶり出すことによって自己連続性を
高める、それが現代的な不安への対処に
つながる、ということです。
『最高の体調』では、
「ミシシッピ大学の価値評定スケール」
に基づいた自己分析項目が載っています。
なお、ここでいう人生における価値観は
達成(終わり)がないので、
「結婚する」「弁護士になる」という
目標ではなく、
「好きな人とずっと一緒にいる」
「弱い人を助ける存在でありたい」
という指針のことを指します。
ご興味のある方はメモを片手に、
是非トライしてみて下さい😊
📝おさらい
起承転結でまとめるとこんな感じです。
パフォーマンスを脅かすもの
として、「不安」という
大きな要素が考えられる。
性質が変化し、より抽象的で
長期的なものに。
もはや人類にそなわった従来の
システムでは対処できないもの
になっている。
リセットする方法として有効なのは
心理感覚上、「未来」を「今」に
近づけること。
未来へとつなぐ、人生の価値観が
必要になる。
これをあぶり出してくれるのが、
自己分析。
📝Let’s 自己分析なおススメ本
メモの魔力 -The Magic of Memos- (NewsPicks Book)
後半は自己分析の重要性に
よって語られていて、
巻末付録に自己分析のための
質問1,000問が載っています。
圧倒される量です。
全てやるのが難しければ最初の
方だけやるのでもおススメです。
自分に対して「質問」をして
あげることが、人生を変える!
という本です。
なんとなく言葉にできない現状への
不満を抱えている方、言語化する
ことで見えてくるものが
あるかもしれません。
またまたハーブと全然関係ない
記事になっちゃいました 笑 。
次回はハーブ関連の記事を
UPしたいと思います🌿
ではでは~~~🖐💨
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