こんばんわ🐷
今日は、海外(米国)のアロマテラピーの
団体の概要の解説として、
NAHA協会とは?
という話題をポストしたいと思います。
世界各国にアロマ・ハーブの団体は
ありますが、そういや米国にはどういう
団体があるのかな??とふと思い、
調べてみました⭐
正式名称は「National Association for Holistic Aromatherapy」
ですが、長いので以下NAHA協会で呼びますね。。
アロマテラピーにも色々な様式というか
流派みたいなものがありますが、
組織の成り立ちを知ることは、
情報のリソースとして活用するかどうかの
ヒントになりますね!
🌿NAHA協会について
🌼組織概要
NAHA協会は、非営利団体です。
精油とアロマテラピーについての科学的・
実証的・最新の情報を、一般人から
処方者・事業家・製品開発者・ブロガー・
ライター・教育者・専門家・メディアなどに
向けて幅広く発信しています。
ミッションとしては、
とのこと。
自然療法において多用される
「ホリスティック」という言葉は直訳すると
「全体的」ですが、包括する意味合いが広い
ので、意味の捉えどころに困りますよね…💦
いつも思うのですが(´゚д゚)。。
🌼歴史
1990年、アメリカ・コロラド州ボルダー
にて、創始者メンバーが
「London School of Aromatherapy」
の10カ月間の通信講座のために集結した
ことがきっかけでできた団体だそうです。
この講座の発起人がパトリシア・デーヴィス
という人で、この方はIFA
(International Federation of Aromatherapists)
の創立メンバーでもあります。
代表著作には『Aromatherapy An A-Z』や
『Subtle Aromatherapy』などがあります。
当初のパトリシアの講座は、
マルグリット・モーリーの思想を引き継いだ
内容のコースだったそうです。
“NAHA”の団体名については、
協会創設当初、すでにカリフォルニアに
American Aromatherapy Association
(AATA)という団体があり、地元に根ざした
ネーミングの“ロッキーマウンテン
アロマテラピー協会”にしようかという
議論があったようです。
ただ、米国の各地で各々のコミュニティを
育んでほしいという意味合いをこめて、
最終的には
National Association for Holistic Aromatherapy
になったのだそうです。
地元密着型よりは、米国全体を包括する
アロマテラピーの団体として地域に
隔たりなく、より広い知識の普及を目指した
ということでしょうか✨
創設メンバーたちで手分けして、
名前の登録・ロゴデザイン・ニュースレターの
執筆や宣伝活動などに勤しんだのち、
やがて、ロバート・ティスランドさんを
はじめとしたアロマテラピー界の著名人を
運営委員として迎え入れたそうです。
しかし、しだいに運営チームもそれぞれが
自分のビジネスに忙しくなり、協会の支援
基盤は脆弱になってしまったようです。
そのため、一部のメンバーでその後の業務を
引き取ったようです。
🌼コバナシ:Japanese Kodoh!?
ちょっと本題からそれますが、NAHA協会
運営メンバーの一人のLaraine Kyleという
方は、日本のお香の事業をやっていたそうです。
当時のアメリカでは、香道はよく知られて
いなかったようですが、そんななかで
お香に興味をもっていたとは面白いですよね。。
結局、Laraineさん自身はお香の会社を
たたんでしまったようですが、
当時彼女のサプライヤーをしていた松栄堂
さんは宝永2年創業、315年も続いている
お香の老舗です。
(京都が本店、コロラド州ボルダーにブランチ
があります。インスタもすごく素敵なので
是非覗いてみてください✨✨)
🌿資格コースについて
NAHA協会の資格コースはすごくシンプルで、
LEVEL1~3の3コースに分かれています。
LEVEL1→2→3の順番でないと、取得できません。
日本語で学べるスクールは2校(+別途分校)
あります。
費用は、それぞれのコースごとに
およそ20~25万ほど。
内容としては、アロマテラピーの基礎から、
解剖生理学、化学、植物学など多岐にわたる
ようです。
アロマクラフトの実習もあります。
(オンライン講座なら実習の機材は別途郵送)
費用さえ払えばオンラインで受講OK、
自己学習で資格が取れるようなので、
自分のペースで勉強したい方にはぴったりですね😊✨
🌿他組織との関連
NAHA協会は、American Botanical Council
(以下ABC)が運営している“HerbMed Pro”
という約250種類以上のハーブの情報を
集約したデータベースに、一部の情報を
提供しています。
このデータベースでは、ABCが採択した
組織が、各ハーブの情報の更新を担当
するようになっています。
19年12月に、NAHA協会は、
真正ラベンダーの情報元の担当に
採用されました。
極力咀嚼して書いたものの、
人名やら団体名が多くて
「クラスターがオーバーシュートで
ロックダウン」
みたいな「??」な文章になっていない
と良いのですが……😫💦
業界団体って、もとを辿ればほとんどが
何らかのつながりをもっていて、
調べれば調べるほど面白いなと思いました😊
ではでは~~🖐💨
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